火災保険って入った方がいいの?
不動産投資で火災保険、地震保険は、どこを選べばいいのか分からない。
保険の内容や料金なども知っておきたい。
僕は、所有物件7棟全て火災保険、地震保険に入っています。その理由は、圧倒的にコスパが良いことです。
今回は、保険の選び方や内容、料金について分かりやすく解説します。
動画でも解説しています。
目次
不動産投資の火災保険とは?
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火災保険とは、火災はもちろん台風、雷、洪水など幅広く補償をしてもらえるものです。
「建物」と「家財」に分かれており、不動産投資で加入する火災保険は、「建物」になります。
「家財」は、部屋に住んでいる入居者さんが入るようになっています。
不動産運営をする上で災害が起こると最悪、続けられなくなる可能性があるので、リスク回避として必ず加入した方がいいでしょう。
不動産投資の地震保険とは?
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地震保険とは、地震が原因で損害が起きた場合に補償する保険です。
火災保険とセットになっているので地震保険だけの加入はできないようになっています。
基本的には、火災保険、地震保険は両方加入します。
こちらも災害が起こって建物に損害が起こると運営が続けられなくなる可能性があるのでリスク回避で必ず加入した方がいいでしょう。
不動産投資の火災保険の補償内容は?
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火災保険の補償内容は、建物とそれに付帯する塀・門・物置なども含まれています。
火災のみだけでなく幅広い損害に対応しています。
以下の理由で補償がされます。
・火災
・落雷
・破裂、爆発
・風災、ひょう災、雪災、水災
・水ぬれ
・盗難
・破損、汚損など
内容は、基本プランやフルカバーなど選べるようになっており、補償する項目が多くなると保険料が高くなります。
僕の場合は、どんな災害でも対応できるようにフルカバーに加入してます。
不動産投資の地震保険の補償内容は?
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地震保険の補償内容は、地震のみでなく、地震による津波、噴火などにも対応できるようになっています。
補償の対象になるのは、建物と併用住宅の居住部分(店舗は補償外)になります。しかし門や塀のみの損害は対象外になります。
火災保険の補償額は?
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火災保険の補償額は、上限が決まっています。「再調達価格」と言って、もう1度同じ建物を建てる時の費用で補償額を計算します。
再建築の上限が2000万円なのに、2500万円の補償額を設定しても全額は降りません。
補償額は、基本的に加入者が選択できるようになっています。
僕の場合は、借入れ額で設定しています。(1000万円だと1000万円の設定)
もし被災した時に、補償額で完済して残る土地は売却すれば最悪、負債は残りません。
地震保険の補償額は?
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地震保険の補償額は、火災保険の補償額の1/2までとなっています。
火災保険が2000万円の場合、地震保険は1000万円までになります。
こちらも借入れ額で設定しています。
例)
借入れ額1500万円の場合:
火災保険が3000万円・地震保険1500万円
火災保険料は、いくらするのか?
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火災保険料は、構造、床面積、築年月、補償範囲、補償額によって変わります。
中でも火災が起こりやすい木造が1番割高になっています。
火災保険料の例で言うと、僕の持っている1000万円のアパートだとフルカバー補償で年間6万円くらいです。
地震保険料は、いくらするのか?
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地震保険料は、火災保険とセットで入るので、その補償額で変わります。
僕の場合だと地震保険の補償額1000万円を付けたアパートで火災保険にプラス年間6000円くらいです。
火災保険、地震保険の選び方
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火災保険、地震保険を取り扱う会社の補償内容は、どこも変わりません。
ただ、保険料は、会社によって全く違います。
同じ条件で数社の見積もりを取って1番安い会社で問題はありません。
僕の場合は、補償額は借入れ額、補償内容はフルカバーで見積もりを取ります。
地震保険で所得が控除できる
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地震保険に加入していると生命保険と同じく所得の控除ができます。
控除額は以下になります。
地震保険料・年間4万円
・所得税4万円(5万円以下の場合は全額)
・住民税2万円(5万円以下の場合は1/2)
税金がいくら戻るのか?
年収500万円の場合
・所得税8千円
・住民税4千円
1万2千円納税分が戻ります。
被害にあった時の申請方法
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被害にあった場合は、以下の流れになります。
1.損害があった箇所の写真を撮る
2.修繕費用の見積書を取る
3.保険会社か代理店に提出する
4.調査員が被害箇所を確認
5.受理されれば保険金が入金される
僕の場合は、1度だけ台風の被害に遭った時に保険を申請して無事に降りました。
災害時は、申請が殺到するので写真と見積書だけで承認する場合が多いです。
この時に申請すると保険が降りやすいです。
火災保険、地震保険の探し方
火災保険、地震保険の探し方は3つあります。
・現在、契約している保険屋さん
・不動産屋に紹介してもらう
・インターネットで探す
現在、契約している保険屋さん
自宅や自動車保険に加入している人は、その保険の担当者にお願いする方法です。
元々繋がりがあるので一から探す手間がありません。
ただ、色々な会社の見積もりが取れないので割高な保険に入ってしまう可能性はあります。
不動産屋に紹介してもらう
物件を購入した時の仲介業者にお願いする方法です。
不動産屋は、住宅販売や賃貸などで保険代理店とは繋がりがあるのでお願いすると紹介してもらえます。
オススメは、総合保険代理店です。色々な保険会社を取り扱っているので安い保険を探せる可能性が高いです。
インターネットで探す
インターネットで一括見積書をとって探す方法です。
色々な会社の見積もりが出せるので1番安い保険を探せる可能性が高いです。
ただ、最初から担当者がいないので適切な補償額や補償内容が分からないデメリットがあります。
火災保険一括見積もりサイト
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色々な会社から比較できるので、フルカバーで1番安い保険で大丈夫です。
火災保険、地震保険選び3つの注意点
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火災保険、地震保険選びには3つの注意点があります。
・老朽化は補償しない
・1損害1保険のみ
・漏水箇所の修繕は補償外
火災保険は、対象範囲は広いですが補償できない部分もあります。
老朽化は補償しない
基本的に老朽化が原因で建物に損害が起きた場合は、保証されません。
ただ、老朽化していても事故、災害からの被害だと認められれば補償されます。
1損害1保険のみ
火災保険では、1つの損害での補償は、1つの保険のみの補償しか降りません。
生命保険のように複数加入していたら全て降りますが火災保険は、1つの保険のみです。
漏水箇所の修繕は補償外
水道管から漏水した場合、水道管の修理に関しては、補償外になっています。
ただ、漏水が原因で壁、天井、床の補修や家財に対しては補償されます。
まとめ
不動産投資での運営で火災保険は、必須になります。
経費計上もできますし、もし被害にあった場合、年間数万円の保険で数十万円の修繕を補償してもらえるコスパも大きいです。
以下の内容で気を付ければ問題ありません。
・総合保険代理で見積りをとる
・補償内容はフルカバー
・補償額は、借入れの額で設定
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動画でも解説しています。
不動産投資の音声講座もやっています。
![](http://c-hudosan.com/wp-content/uploads/2019/06/a636af03db55c18c0732c34a24f7bcd5.jpg)
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